総合溶射機器開発エンジニアリングメーカーコーケン・テクノ株式会社

弊社は、総合溶射機器開発エンジニアリングメーカーとして、ブランドのもとに、独自の技術で各種溶射機を開発、製造、販売してまいりました。
溶射技術は、表面改質、機能特性を附与するユニークな表面処理技術であり、この溶射技術の向上、発展に努力をかさねて、ユーザー、需要家各位のお役に立つよう技術の研鑽をつづけ貢献してまいります。
「商いは牛の涎(よだれ)」の経営理念を守り、おかげさまでコーケン・テクノは創業50周年を迎えました。

創業50周年

ワークの数だけ
最適解がある。

表面改質と機能性皮膜の形成

溶射は、金属・合金属・セラミックス・超硬合金などの材料を溶かし、
ワークに吹き付けて表面に皮膜を形成することで、
耐食、耐摩耗、耐熱、装飾性、導電性、絶縁性などの機能を付与する技術です。
求める効果を最大限に引き出すため、溶射法・溶射材料・温度・回数・距離・数量・コストなど無数の組み合わせの中から、
コーケン・テクノは最適解を提示し、最も効果的なシステムを提案します。
溶射がこの世に誕生して約100年。うち50年にわたり技術を追求し、経験を蓄積してきた技術にご期待ください。

溶射プロセスの目的

  1. (1)耐摩耗性を与える
  2. (2)防錆・防蝕性を与える
  3. (3)耐熱性を与える
  4. (4)電気伝導性を与える
  5. (5)電気絶縁性を与える
  6. (6)耐熱性を加える
  7. (7)装飾性を与える
溶射したい材料 適応する溶射システム 加工温度
ハンダ、スズ、亜鉛、アルミニウム、亜鉛/アルミ合金、アルミ・マグネシウム合金、
銅、青銅、真ちゅう、アルミブロンズ、スチール、ステンレス、ニッケル、モネル、
インコネル、ハステロイ、銀、チタン、モリブデン
低温
アモルファス合金(各種) 低温
各種のセラミックス
(アルミナ、アルミナ/チタニア、チタニア、酸化クローム、ジルコニアなど)
低温
自溶性合金(ニッケルベース、コバルトベース、鉄ベース、WC入り合金) 高温(1000℃)
超硬:タングステンカーバイト系サーメット
クロームカーバイト系サーメット
合金:ハステロイ、インコネル
低温
(200℃以下)

その溶射プロセスに
ぴったりの
アプリケーションを

生産現場ごとで溶射プロセスは千差万別です。
その溶射プロセスを、効率性・経済性の効果に加え
SDGsや働き方からの観点、汎用性も踏まえて
さらに向上させるアプリケーション。
溶射という専門性の高いシステム構築の課題を
ロボティクス、搬送装置といった周辺機器まで
コーケン・テクノはワンストップで解決します。

アプリケーション例を見る

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高信頼性で実績のある
Coakenのアーク溶射機

アーク溶射機

コーケンのアーク溶射機は、その優れた機能特性により自動車部品、電気部品、鉄鋼製品などに生産溶射装置として多数採用されています。また、東南アジア諸国をはじめとしてアメリカにも多数輸出実績があります。